2024.06.01 | 調査コラム
治療用アプリ関連特許
「治療用アプリ」(注:「治療アプリ®」はCureAppの登録商標)は、医師の処方により患者のスマートフォンにインストールして用いられるプログラム医療機器で、「デジタルセラピューティクス(DTx)」とも呼ばれています。国内ではCureAppのニコチン依存症治療用アプリと高血圧症治療用アプリ、サスメドの不眠症治療用アプリが、それぞれ薬事承認されており、製薬大手各社も様々な疾患・症状に対する治療用アプリの開発を進めています。
本稿では、上述のCureAppとサスメドの特許を例に、治療用アプリ関連でどのような特許出願がされているか、またそれらの特許にどのような特許分類が付与されているかについて紹介したいと思います。