2022年9月に「特許検索競技大会2022」が開催され、当社調査員の工藤が最優秀賞を受賞し、計3名がゴールド認定を獲得することができました。コロナ禍により昨年まで大会公式の認定が見送られていましたが、最後に認定が行われた前大会(2019)の橋間に次ぐ最優秀賞受賞となります。特許調査実務において日本一の称号となる最優秀賞を２連続受賞するという輝かしい成績を収め、改めて当社調査員の特許調査能力の高さを確かめる結果となりました。

特許検索競技大会2022 成績

最優秀賞　工藤 真未
ゴールド認定 ３名　（工藤 真未、藤田 容子【初】、浦山 曜【初】）
シルバー認定 １名
ブロンズ認定 ２名

　ゴールド認定の２名とブロンズ認定の内１名は今回が大会初認定であり、新たな人材が成長し敏腕調査員が続々と誕生しています。結果として、総合的には前大会(2019)よりも好成績を残す事ができました。
　またシルバー認定の1名は今回惜しくもゴールド認定を逃したものの、次回認定されれば「３分野ゴールド認定」達成となるため、雪辱を果たすべく研鑚を続けていきます。

　アズテックでは、大会結果に基づき社内表彰式も開催しています。

　社内表彰式では、公式認定以外にも「初入賞」「急成長賞」「連続参加賞」といった独自の表彰を行い、参加者の成績を祝福するとともに賞状や記念品の贈呈し、全社を挙げて大会への参加を奨励・応援しています。公式認定の無かった昨年に社内独自認定と表彰を行ったように、成績向上の流れと勢いを止めないために活動を継続させることがアズテックの強みであり、それが今回の結果にも繋がったと自負しています。

　これからも皆様により高品質で満足度の高いサービスを提供できるよう、引き続き大会への参加と特許調査能力の向上に努めていきます。特許の調査・分析にお困りの方は、是非ともアズテックへご依頼ください。

【受賞コメント　調査事業部　工藤 真未】

　今回、最優秀賞をいただきまして、本当にありがとうございます。
大会に参加した初期の頃は、あまりいい結果を出すことができず、「どうしたら認定が取れるんだろう」「成績いい人って自分と何が違うのだろう」と悩むばかりだったのですが、今年このような結果を出すことができてとても嬉しく思っております。
　これもひとえに、先輩方、同僚の皆様、そしてお仕事をご依頼してくださるお客様が育ててくれたからこその結果だと思っております。今まで至らない点をご指摘くださり、成長するきっかけを作っていただいた皆様に改めて感謝いたします。
　この大会では、特許法をはじめとした法律を土台としながらも、目的を達成するためにどのような戦略をとって調査を行うか？という、個々人の考えや論理的思考力が問われており、それをしっかり説明できる能力が試されていると感じています。それは結局、私たちが日々対応しているお客様への提案力にもつながっており、今後AIがどんなに発達しても人に求められる能力ではないかなと感じています。
　基礎知識という土台に加えて提案力を試せる場というのは、普段の業務を除いてはなかなかないものですので、来年は、今回参加していない方も含めてたくさんの方が参加してくれればいいなぁと思っています。